瞳孔開いてから、bonobosに会いに行く

tomokito2012-04-07

午前中、眼科の定期検診へ。数年前に突然右目で見るもの全てが歪んで見える黄斑変性症という病気になったんだけど、治ったら一体どっちの目がそんなことになったのかすらも覚えていない私。こんなことじゃいかんと、それなりに定期的に検診に行っているつもりなのだけど、今日2年ぶりに行ったら「1年に2、3回は検診した方がいいね」と言われた。瞳孔を開いて検査をしたので、手探りで歩くような小さな歩幅で、眩しい太陽の光から目を背けつつ家までの道をゆっくり帰る。日本人女性の平均寿命を考えると、人生ももうじき折り返し。体を大切にしてやらんといかんと改めて思った。

帰宅して、昼ごはんを作って掃除しようと思っても、瞳孔が元に戻っていないと手元がぼやけて何も出来ない。目を使わないでできることってこんなに少ないんだ。仕方がないので昼寝したら、そのまま夫も寝てしまい、ずっと楽しみにしていたBonobosのライブにやや遅刻。大阪の乗り換えも心斎橋の出口を出てからも、全速力に全速力を重ねて走り、ゼーゼー言いながらライブ会場へ。10分遅れで到着したけど、到着と同時にライブが始まったのでセーフだった。

Bonobosは、夫と初めてデートした日にお互い好きだと判明したバンド。決してメジャーなグループではないだけに、音楽の趣味がばっちり重なっていたのがなんとも嬉しかったのを覚えている。おせじにもMCが上手とは言えないけど、ライブはどんぴしゃに良かった。海をプカプカ浮かぶような、深海をつっきるような、海かどうかも分からない水の中でゆらゆらうごめくような、なんとも言えない浮遊感。彼らは言葉を紡ぐ。「あなたは私の太陽」。

http://www.youtube.com/watch?v=21ZHXh6r0uw&feature=relmfu:MOVIE