いつもどおりが一番前向き

tomokito2012-03-11

2011年3月11日から1年が経った。振り返るには1つの節目ではあるけど366日目はこれまでの1日とこれからの1日と同じ1日だと思う気持ちと、震災を忘れずに記憶に残すために時々立ち止まるということも大事だと思う気持ちの両方を感じる。騒ぎすぎるでもなく、忘れ去るでもなく、日常をかみしめて生きていこう。被災者の方が「復興とか絆とかいう言葉に疲れている。いつもどおりが一番難しくて、一番前向きじゃやないか」と言っていたのが印象的だった。

今日は、友達が出ているスティールパンライブに行き一緒に「しあわせはこべるように」を歌い、夕方から映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を見に行く。この長い映画のタイトルが覚えられなくて、映画館を探すのも、映画のチケットを買うのも苦労した。この映画、西の相棒や夫の生徒が絶賛していたんだけど、映画に出てくるそれぞれの人たちのはがゆさや愛や思いがじんじん伝わってきて、苦しくもすごく染みるいい映画だった。

帰り道、小腹が空いたのでお好み焼き食べてから帰宅。ベトナムに行っていたのが遠い昔のように感じる。