サヨナライツカ

職場の目の前にあるモールで友達と合流して、半額のいなり寿司を買って、映画「サヨナライツカ」レイトショー。21時まで仕事をしてから映画が見れちゃうこの立地は素晴らしい。

原作は、ストーリーだけで追うとありえない話かもしれないけど、いくつか読んだ辻仁成の小説の中で一番好きだった。愛を揺さぶられる本だった。でも、映画では小説の瑞々しい言葉たちを紡ぎきれていなかった気がする。設定にも少し無理があったし、本のように読み手に委ねさせる余韻も少なく、ちょっと残念。でも、中山美穂は奥の深い女優さんになったね。体のラインもとても美しかった。

人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる

私はきっと愛したことを思い出す