フィッシュマンズ

私の生活は音楽に浸かっている。家に帰ったら靴を脱ぐ前に音楽をつけて、寝るまでずっと音楽が流れてる。テレビがなくてもインターネットがなくても電気がなくてもそんなに困らないと思うけど、音楽がなかったらすごく困る。困るとか困らないとかじゃなくて、うまく呼吸が出来ない。多分そんな感じだ。

最近、音に対してセンチメンタルなので、ここでの私を支えてくれる音楽たちをちょっとずつ紹介しようと思う。今日は昨日書いたフィッシュマンズフィッシュマンズの魅力はなんといってもこの浮遊感。空気に溶け込んでゆらゆらした感じがたまらない。エンドレスに聞いていると、ビルとか町とか近代的なものをすーっと通り越して、地平線まで辿り着けそうだ。こんなに透明なのにグルーブ感のある音楽を、フィッシュマンズの他に私は知らない。彼らは、レゲエとかダブとか、音楽のカテゴリーを超越したところにいる。

「音楽はなんのためになり響きゃいいの?こんな静かな世界では」(「新しい人」より)

http://www.youtube.com/watch?v=fuU6SrVHT_Y:MOVIE