あんな雲になれたら

夜、テラスに座って空を眺めていると、明らかに他とは違う速度でぐんぐんと進んでいく雲があった。勢いがある。他の雲がなんとなくその辺りを漂っている中で、その雲だけが方向を見定めて突き進んでいた。ぐいぐいと進む中で風に揺られながら柔軟に形を変えて進み、停滞していた大きな雲の中にためらうことなく突入してその雲は消えた。

なんか羨ましかった。あの勢いと柔軟性と踏ん切りのよさが今の私に足りないものだから。

仕事で行き詰まってる。はぁ。