それぞれの個性

ホンジュラスで研修を受けているんだけど、一緒に受けているのは、エルサルバドルドミニカ共和国ニカラグアグアテマラホンジュラスの5カ国の人達。話す言葉はみんなスペイン語で同じだし、面積や人口に多少の差はあっても、さほど大きな違いがあるとは思っていなかったんだけど、一緒に研修を受けていると彼らの性格がかなり異なっていることに気付いた。

何よりもやる気があって発言が多いのはエルサルバドルの人達。この5カ国の中では経済的にも比較的裕福で、教育に対する考え方や姿勢もしっかりしている。自分たちの国をよりよくしようという気概に溢れていて、正直びっくりしたし感動した。ドミニカの人達は明るく陽気な人が多い。オープンでフレンドリー。よく考えて発言すると言うよりは思いついたことを口にするタイプ。一度喋ったら、次からの会話が止まらない。一方グアテマラニカラグアは少し控え目。我先に意見を発するようなタイプの人は少なく、意見が出そろったところで自分の意見を付け足したりする。特にインディヘナ先住民族)の人達にそういう傾向が見られるのかもしれない。穏やかな物腰だけど、心の内を知るのに時間がかかるように感じるのは、どちらも内戦経験国であるからか。ホンジュラスは、あんまり特徴がない、、、と書くと叱られるかもしれないけど、最も人数が多いのに影が薄いのはなんでだろう。ホンジュラスにいる日本人たちは、彼らのやる気の低さにほとほと疲れたと嘆いておりました。

とは言いつつ、研修はまだまだ続きます。研修が終わる頃にはもっと違った感想になってるるかもね。