「カレーライスを一から作る」

tomokito2017-11-04

姉家族と卓球&ランチ&お茶。その後姉につきあってもらって、キッチンのショールームとか。そして、見たかった映画「カレーライスを一から作る」。人類の足跡を辿るグレートジャーニーで有名な医師で冒険家の関野吉晴が大学の課外ゼミで行っている活動をドキュメンタリーで追ったもの。

野菜やお米はもちろんのこと、お肉はダチョウを飼うところから、スパイスも種から、器も土と粘土から全部あわせて9ヶ月かけてカレーライスを作っていく。カレーを作るというプロセスを通して、モノの原点がどうなっているかを探していくと社会が見えてくるはずだと彼は言う。

私も青年海外協力隊に行く前の訓練所で、生きた鶏を絞めてさばいた。あのときから食べるということに対する私の考えは180度変わった。命を食べるということ。誰かの命の上に自分の命が成り立っているということ。食べてはいけないのではなく、それを認識するということ。感謝するということ。基本的な人の営みということ。

こういう映画は小学生や中高生にも見て欲しい。