やっぱチャリが好き

tomokito2014-03-02

しまなみ海道2日目。宿の人に美味しいみかんをお土産にいただいて出発。

朝は2グループに分かれて走った。寄り道して大山祇神社に寄るグループとまっすぐ大三島橋を目指すグループと。初大三島の私は前者で、昨日とはうって変わってハイペースに飛ばして神社まで。ストイックに自転車をこぐと無心になれる。そしてその感覚がここちよい。大山祇神社は思ったよりも大きくて荘厳だった。パワーを感じるとか感じないとかあんまり興味ないけれど、パワースポットだという神社で、みんなの健康と家族の幸せを願って手を合わせた。四国88ヶ所チャリ旅を思い出す。

途中でみんなと合流し、大三島橋を渡ってお隣の伯方島へ。ここでちょっと寄り道をして、友達おすすめというラーメンやさん伯方の塩を使った塩ラーメンを食べた。夫がにんにく入りこく旨塩ラーメン、私があっさり塩ラーメン。半分ことかできちゃうのは夫婦の特権である。

ラーメンを食べて時計を見ると、予定の時間を過ぎてしまっているので、無言でみんなでチャリを飛ばす。奇しくも今日はアップダウンの多い工程で、ヒーヒー言いながらのチャリ旅となったけど、これこそチャリっぽくて良い。坂を坂と、雨を雨と感じるところがチャリの醍醐味なのだから。

伯方島から伯方・大島大橋を通って大島に行き、そこから一番長くて厳しい来島海峡大橋を越えれば、やっと今治。最後の橋が一番長くて橋自体の傾斜もかなりある橋だったけど、そこから見える景色も一番美しかった。予定のバスにギリギリ間に合う10分前に到着し、走ってトイレ、松山に帰る友達と大急ぎでお別れしてバスに飛び乗り、やっと一息。ふー、最後まで大忙しのドタバタ旅。でも、チャリってやっぱりいい。歩くのより、走るのより、車や電車や飛行機に乗るより、どれよりもチャリがいい。そのまんましんどくて達成感のあるのがとてもいい。

神戸に帰って、夜は父と合流して3人でスペイン料理。シェフが1人でやっているお店なので、お客さんを少しだけとって3時間くらいかけてじっくりゆっくりお料理を楽しむ感じ。赤ワインをちびちびあけながら、久しぶりに父とゆっくり話をした気がする。酔っぱらうと家族に邪険に扱われがちな父だけど、時々深イイ話をしてくれる。

24時前に帰宅したらさすがに体が疲れていて、バタンキュー。なのに夫は24時から明日のプレゼンの復習をしていた。すごい人だ。私はもう寝る。